スキン・スキューバダイビング用品 レンタル
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           スキューバ器材レンタルとネイビーカンパニー

現在色々なエリアのダイビングサービスなどで、器材レンタルは、レギュレターやBCをはじめウェットスーツ、
3点セットなどがたいてい貸し出されています。私たちも、創業当時からツアーや、
体験ダイビングやその後盛況となったスクーバダイビングスクールで小規模ながら参加者の方のために貸し出しをしていました。
只、1970年代は、海辺のサービスは現在の十分の一も無く、当時はダイバーは自分自身の器材を持っているのがあたりまえで、
レギュレターはもちろん3点セット、ウェットスーツに至ってはもつ事が当然のことでタンクも多くの方が普通に2本3本と持っていました。

言い換えれば、またそうしなければダイビングを楽しめない時代でもあっリました。
1980年代初頭から2回目のダイビングブームが起こり、多くのダイバーが増えました。70年代前半から一部でスクーバダイビングスクールビジネスはありましたが、
多くのダイバーはCカードなど関係なく潜っていましたし全くと言っていいほど必要とはされませんでした、無関心無意味と言う感じでしょうか?現在にいたっても単なる任意団体に過ぎませんがその当時は、各ショップが、買ってもらって連れて行って遊びの中で教えたり、
クラブチームや仲間内で教え合うスタイルでしたし、
そのようなカードなど必要としない、それが当たり前のレジャーのひとつに過ぎませんでした。その後ダイビングスクールビジネスが本格的になっていきます。
80年代後半から90年代半ばまでが最盛期でした。いつのまにか認定カードはライセンスなどと間違った呼び方で呼ばれ現在にいたっても、公的効力も無いのに「カードが無いと潜れませんよ!」といった言葉がいたるところで使われました。「あなた自身の安全のために教えてくれる人が無いならスクールに行って技術を習ったほうがいいですよ、ダイビングは自然が相手だから命にかかわる事も多いですよ!スクールはそのためにあり、カードは一定のあくまで目安でありやった事があるだけではダメですよ!」と言うべき所をカードが無いと潜れないと言ったものだから、多くの人は、カードさえあれば大丈夫的な感覚になっていきました。中には、スクール出てから、2年目で今回初めてのファンダイブとか、タンクのセッティングは自分では判りませんとか、ガイドがいるから何とかなるといった方まで、こんな事は書き出せばキリが無いほどです。以前とはずいぶんとダイバー事情も変わってきました。以前は遊びながらも、自己責任の認識が各ダイバーともに強かったように思います。みんなに迷惑をかけたくないから練習回数も意識的に増やしたし、今のように、きれいなリゾートしか行かない!それも年に1回!何てことも無かったように思います。
あまりきれいなことの無い近場のポイントでも結構面白さや楽しみを各自が見つけて出かけたものです。ビーチはしんどいからボートしかやらないなんて事も以前は、あまり聞いた事も有りませんでした。スクールは確かにダイバーの安全向上に多大な成果をあげましたが、
一方でカードと言う言葉は時として大きな誤解を生み人によっては甘い認識をする弊害も生み出しました。現在にいたって特にアドバンスダイバーカードについてはそれが顕著に表れているようです。
レンタルの話から少しそれたようですが、
ダイバーの意識は私の思うところこんな感じで変遷したように思います。当時、80年代ダイビングスクールの平均的講習料は多くが15万円から高い所で20万近くもしました。もちろんそれに器材費がかかるのですから、スクーバダイビングは、非常に高い遊びでしたし、
ある意味ではステータスでも有ったわけです。私たちは、この状態を何とか出来ないものかと日々考えていました。そんなある日、某ダイビングメーカーの営業マンが会話の中で器材がもっとあったら誰でも楽しめるのに!と言った言葉がきっかけでした。
やりたくとも出来ない人たちがきっとたくさんいるに違いないと思いました。当時のアメリカの業界を見ても、器材は日本の半額から1/3以下ですしスクールに至っては日本の1/7近い料金でした。私自身日本の業界はおかしいと思っていた頃でも有りました。
すぐに50セット近い器材をまずそろえました。業界ではやはり思っていたとおりの反応で、「何をトチ狂っているのやら」、「そんな事をすれば物が売れなくなるのは目に見えているではないか、自分で自分の首をしめるようなものだ」
と、更に、「メンテナンスなんかで絶対元は取れない」「喜ぶのはお金が無くて買う事の出来ないダイバーだけじゃないか!」などなど辛らつな意見と笑いものにされたものです。そして、それからしばらくして当時のダイビング雑誌に、
1ページ大きな広告を出しました。そこには、大きな字で、「買(こう)たらあかん!」「欲しいもの、欲しい時だけ有ればいい!」そんな広告を出しました。この関西弁の広告は業界でも大反響でした。またまた一気に有名になってしまいました。
以前にも増して「何してるんやあの店は?!」「ついに気が狂った」とばかりにいわれたものです。20年以上前ではそんなレンタルを商売にする事はおよそ考えられなかった事でした、おまけに海も無い都会の真中ですから当たり前と言えば当たり前です。
しかしその後、我々のレンタルはいろいろなところのスクールの多くの入門ダイバーの方に大いに役立ちました。器材も100,200と増え日々の整備により我々のメンテナンスの技術も併せて職人並になりました。
お客様がレンタルして習いに行った一部のshopではあまりいい顔はされなかったようですが、やがて、先ほど述べたダイビング人口の増加と共にレンタルは着実に必要アイテムとなっていきました。スクール料金こそ現在は以前に比べて数段安くなりましたが器材はまだまだ高いと言われる現在です。確かに自分の器材を持てば確実に上手くなります。行く回数も必然的増えます。私自身は、自分の器材は持っていた方がレンタルよりそういう意味では良いと考えています。ほとんどの場合レンタル器材に身体を合わせますから自分に併せて買った器材とは大きくその点で異なりますし、快適です。また毎回器材が変わらないため使い慣れをしますから技術の向上も数倍早いで、だからと言ってただ何もわからない状態のはじめたばかりの入門ダイバーに理解できないうちに高価な器材を当然の如くそんなものとばかりに押し売りするのはいかがかと思います。あとで買わされたと言っている人のなんて多い事でしょう。私たちのスクールでは欲しくなったら買いなさいといっています。まずダイビングの面白さを知ってくださいと言うスタンスです。面白かったと思う人や、2年以上続けた方はほとんどが買われます。それでいいと思っています。買う買わないは個人の自由です。まずやってみたいと言う気持ちを大切にしてあげれればいいのにといつも思います。勿論商売ですから買っていただけるのなら嬉しい限りですが、ヤッパリ少しはダイビングが判ってから買っていただくと私としては、もっと嬉しいです。そのツナギに大いにレンタルを利用していただきたいものです。「売りて喜び、買いて喜ぶ」そんな言葉が大好きです。
10回20回と潜った後で自分の器材を持ったときは嬉しさも倍増するに違い有りません。
残念な事に、このところスクール時の一部の無理な押し付け販売がダイビングそのものに弊害をもたらす面も出てきて、やってみたいけど高価な器材を買わされるのじゃないかとか、怖くてショップに入って聞けないなんて話も多いのが現状です。
ダイビング全体がそういうイメージが定着する事が残念です。勿論そんな店ばかりではないのですが、よく耳にします。ちゃんと良心的にやっている店はたくさんあります。スクール選びは、団体も結構ですがもっとそのお店の人柄や誠実さをもっと選ぶ対象にするとよいと思います。
現在でも多くのショップが、自社ツアーやスクールにこそレンタルを準備していますが、ツアー、スクールに参加しないダイバー誰にでも貸す所は余りありません。ネイビーカンパニーでは現在多くの業者の方や入門者に利用していただいています。一人でも多くの方がダイビングを良心的価格で楽しんでもらうために私たちは今日もレンタルを必要な方達をお待ちしています。これからスクーバダイビングをはじめる方、沖縄海外に行かれる方、安全で、衛生的、尚且つきちんと整備され、サイズ豊富な私たちのレンタル器材をどうぞご利用ください。いつでも全国発送いたします。
                                 ネイビーカンパニー
                                 代表 テッド クワハラ